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彼女の描く絵は、鮮やかでどこか不思議な印象を与える。一度観たら忘れない絵の表現や色遣いはピカイチ―。


この企画は、アットクリエイターズがキラリと光る作品を独断と偏見でピックアップ、素晴らしい作品を生み出すクリエイターをご紹介します。
「Pickup Creators」の第十一回目は「YamamotoHaruca」。彼女の等身大に迫ります!


―― YamamotoHarucaさん、こんにちは。今回はお忙しいところお時間をご用意いただき本当にありがとうございます。今日はYamamotoさんご自身について、いろいろ教えて頂きますので、よろしくお願いします!

(Yamamoto)こちらこそよろしくお願いします。

―― まず現在はどのような活動をされていますか?

はい。現在は、アルバイトをしながら、制作活動に励んでいます。依頼されたお仕事も合間をぬってしています。名刺制作や、DMといったもののデザイン、イラスト提供などです。この間はお店の看板と壁画を描かせていただきました。知り合いに恵まれてお仕事をいただける機会が多いです。

―― なるほどですね。皆さんどこからお仕事の依頼がくるのかなぁとずっと思ってまして、ちょっと謎の部分なのですが…?

私も皆様はどこからいただくのか不思議で・・・!私はアルバイトで知り合ったお店の人や、お客さん、友達、展示会を見てくださった方からいただきます。周りの人には恵まれているなぁと感謝感謝の日々です。

―― お仕事をくれる方が周りにいるなんて本当に恵まれていますね!ちなみにいつ頃からこのこの作風を突き進んできたのでしょうか?おおかみ少女などインパクトがありますよね!

作風は高校の頃にちょっとずつ模索しはじめて、専門でバシッと決まったかな。おおかみ少女は個人的にも思い入れのある作品です。かぶり物から作って、それ見ながら描いたんですよ。ものすごい命かけて作りましたね。

―― ものすごい命をかけてですか!?

すんごい、かけましたね。もう、内へ、内へとダークなパワー漲らせてました。本当にダークでした(笑)10代だったのでね、、、甘酸っぱかったですよ。かぶりもの作りは最高に楽しかったです。今でも人にかぶらせると喜んでもらえて嬉しいです。今は部屋の棚の上からギョロッとこっちを見てますよ。分身のようなものです。

―― たしかに、それだとかなり思い入れがありますよね!絵はアクリルガッシュで描かれているのですか?

はい。ターナーアクリルガッシュです。発色もきれいで、伸びもよく、色んな表現ができて好きなんです。

―― 下書きとかはどのようにされているんですか?

スケッチブックにいいのが出るまでガンガン描いて、「これだっ!」って思いついてからキャンバスにエンピツで描きます。人が見たら、何の線か、どの線かわからないくらい。ぐりぐりと描いちゃいますね。自分がわかればいいかなっって。でも下書きが濃すぎる時は上から1回ホワイトを薄く塗ってから、着色し始めます。

―― それくらい模索しつつ描かれているんですね〜、そういえば作品を観てると額の絵とかに今までの作品のイラストが密かにかざられてたりしますよね?

気づいてくださって嬉しいです。毎回テーマを決めて制作するんですが、どれも根元は繋がってるっていうのを出したくって、こっそり飾ったり、登場したりしています。展示会でも、お客さんが気づいてくれたりして面白かったです。

―― つながっているのはいいアイディアですよね!あと作品には動物や植物が多く描かれてますよね?!

はい。動物と植物、好きなんです。あ、鳥も人間も、食べ物も、昆虫も、建物も好きなんですけど。動物と植物は惹かれますね。色・フォルム・香り、たまらないです。。

―― なるほど、作品を描く時、自分の中でこだわっている部分やコンセプトなどございますか?

大きなコンセプトは、「世の中に潜む怪しさ・危うさ・美しさにユーモアをのせて絵で表現、そこから生まれるコミュニケーション」です。見る人が、探っていきたくなるような絵を描いてゆけたらと目論んでしまっています。確信犯を目指していますが、まだまだです。こだわっている部分は、自分でも「不思議だ」と思うスパイスをひとつまみ入れること。と、色彩でしょうか。納得いくまで何度も、何度でも塗りなおします。絵は小さい頃からコミュニケーションツールでした。

―― 絵は小さい頃から欠かせないものだったんですね!では、最後になりましたが、今後の抱負や目標、チャレンジしたい!といったことなどお聞かせ下さい!

自分の作品の渦を大きくしていろんな人を巻き込んじゃいたい!色んな絵を描きたいです。絵のお仕事をしていくのが夢なので、こつこつ進んで行きたいです。おみくじひいたら、「謙虚に」って言われたので、謙虚に生きてゆきます。

――ありがとうございました〜。
表現豊かなYamamotoさん!これからもがんばってください!


YamamotoHarucaさんからのプレゼントです。
こちらから「YamamotoHarucaオリジナル壁紙」をダウンロードできます。 サイズは、1024×768pixel と 800×600pixel の2種類です。














http://www.creatorz.jp/mellow

YamamotoHaruca


YamamotoHaruca




誰かさんのハートをガシッと掴む絵描きになりたいです。
のんびり生きるのが好き。
世の中に潜むおかしなこと、美しいことを絵で表現したいです。作品を通して人とコミュニケーションがとれたらと思っています。



http://mellow-tapir.boo.jp


『DesignFesta vol.26』
11月17・18日に開催される、デザインフェスタvol.26に出展いたします。
http://www.designfesta.com






【仕事道具】
スケッチブックは大事です。日頃から何でも描き溜めるようにしています。薄っぺらい紙が好みです。色はTURNER社のアクリルガッシュを愛用しています。筆は面相筆以外はこだわりはありません。



【集合住宅を眺める】
以前からの趣味なのですが。特に生活感溢れる古めの団地を眺めるのが好きです。電車に乗っていても、窓から集合住宅ばかり探して見てしまいます。


【茶葉】
こちらも以前から好きでしたが、知れば知るほど奥深いお茶の世界。勉強している最中です。茶葉にも個性があり、見ていてとても面白いです。毎日何かしらのお茶を入れて飲みます。最近よく飲むのは、桃の烏龍茶と、玄米茶です。写真はジャスミンの工芸茶です。


■おすすめの1冊

『ぐうたら人間学
狐狸庵閑話』

遠藤周作
遠藤周作さんのエッセイ本は何度読み返しても楽しめます。ユーモアたっぷりで、人として学ぶことが多いです。物事に行き詰まった時なんかに読むと、安心します。こんな人になりたいものです。


■おすすめの1本

『くるくる鮨
Quruli Video Clips
1998-2004』

くるり
制作中に流します。とても気分良く制作に打ち込めます。「ワールズエンド・スーパーノヴァ」の間奏部分の音楽と、夕日の射す海の映像との組み合わせが神がかっていて、毎回涙が出そうになります。


■おすすめの1枚

『Ecology Of
Everyday Life
毎日の環境学』

小沢健二
小沢健二さんの一番新しいアルバムで、フルインストです。とても心地よい音楽です。自然・科学・哲学が音に乗って流れ込んできます。さすがです。大好きなので展示会で掛けさせてもらったところ、好評でした。 



※画像をクリックすると拡大画像が表示されます。

【1】スケッチ
この絵に決定!



【2】キャンバスに下書き
消しやすいように、筆圧の弱い鉛筆で描きます。



【3】色塗り
最初はベタ塗りで地の色を塗ります。



【4】細かい色塗り
陰影や細かい部分を描き込んでゆきます。



【5】背景着色
ここはアバウトに。



【6】仕上げ
丁寧にアーチを描き込んで、出来上がり。