
「イフクカズヒコ」―。カラフルな色使いと欧風チックな建物やキャラクター達がアナログを生かしたラインで、より一層存在感を増した作品に仕上がっている―。
この企画は、アットクリエイターズがキラリと光る作品を独断と偏見でピックアップ、素晴らしい作品を生み出すクリエイターをご紹介します。
「Pickup Creators」第四十二回目は「イフクカズヒコ」。彼の等身大に迫ります!
― イフクカズヒコさん、こんにちは。今回はお忙しいところお時間をご用意いただき本当にありがとうございます。今日はイフクカズヒコさんご自身について、いろいろ教えて頂きますので、よろしくお願いします!
(イフクカズヒコ)おねがいいたします!
―Q. まず始めに現在はどのような活動をされておられますか?
雑誌、広告、CDジャケット、アパレルのシーズンビジュアル、パッケージ等の媒体でイラストの仕事をしながら、定期的に個展を開催したりグループ展に参加したりしています。
―Q. 今までギャラリーやイベントにも出展されているんでしょうか?
積極的に作品発表の場を作るように心掛けています。今年は夏に神戸のファッションビルで個展をさせていただきました。普段ギャラリーに行かない人にも見てもらえるので今後もこういった商業施設でもやっていきたいですね。次の展示予定は今のところ未定で新作を描きためているところです。
―Q. 作品のアイデアはどのような時に生まれますか?
インテリア関係の雑誌を読んでいる時にこの部屋にはどんな人が住んでいるのだろう?どんな暮らしをしているのだろう?と想像したりと日常の中でふと目にしたものから想像が膨らんでいくことが多いです。
―Q. 休日の過ごし方やイラストを描かれる以外で趣味があれば教えて下さい。
休日はドライブしたり友人と飲みに行ったり本屋に行ったりとリラックスできる過ごし方をしています。時間があれば温泉に行ったりもします。絵以外の趣味は格闘技を見るのが好きなのですが、語りだすと長くマニアックになるのでこの場ではやめておきます(笑)
―Q. 作品の人物や景色など欧米風な雰囲気の作品が多く表現されていますが、この作風に行きついた経緯を教えて下さい。
もともとデジタルで今と全く違うキャラクター色の強いイラストを描いていました。自分でもその作風に飽きてきていたのと、とあるディレクターさんから「手描きで描いてみたら?」と言われ一日に20枚くらい毎日色んなタッチで描いていくうちにいつの間にか現在のタッチになっていきました。海外のテイストは20歳の頃一ヶ月間カナダに旅行で滞在していた時に感じた刺激からきているものが大きいと思います。
―Q. ご自分の作品に影響を与えている見本となっている作品や人などおられますか?
ジャンルはちがうのですが尊敬するアーティストは画家の奈良美智さんです。作品自体もそうですが絵に対する姿勢がとても素敵です。
―Q. 作品のコンセプトを教えて下さい。
難しい事は抜きで見た人が単純に「楽しい」「幸せ」と感じてくれるといいなとゆう思いで描いています。
―Q. ご自分から見られて、作品の魅力または、ここに注目してほしいという部分は どのあたりでしょうか?
色使いです。結構僕は色を多く使うので色の組み合わせにはすごくこだわります。後は線のゆるいラインにも注目してほしいですね。
―Q. 作品を制作する時に一番気をつけている部分はどのあたりですか?
構図です。アナログでの制作なので一枚絵で制作する場合は修正がききません。アナログで制作するようになってから失敗ができないとゆう緊張感からか構図の事をすごく考えるようになりました。
―Q. 今までイラストを描いていてよかった!と思った出来事を教えて下さい。
自分の手がけた広告を街中で見た時や店頭でパッケージに自分の絵が印刷された商品を手に取った時等です。描いた絵が手元を離れて印刷物になり世の中に出ていく瞬間とゆうのはやはりうれしいですね。また、それらを目にした両親が喜んでくれているとゆうのもとても嬉しい事です。
―Q. これからやってみたいお仕事や挑戦したいジャンルはありますか?
ファション関係のお仕事やインテリア関係にも関わって行きたいです。イラストを布にプリントしてクッションやカーテン、ベッドカバー等に展開していけたらいいなと考えています。
―Q. それでは最後に今後の抱負、目標、こういったことにチャレンジしたい!などお聞かせ下さい。
もっとオリジナルの作品を制作して作品展を多くやっていきたいですね。海外での個展も絵を描き始めた時からの目標の一つです。タッチを決めつけずに自分の可能性を信じてこれからも自由に描いて行きたいです。
―ありがとうございました〜。
ゆるい線を生かした作品をこれからも期待しています!
イフクカズヒコさんからのプレゼントです。
こちらから「イフクカズヒコオリジナル壁紙」をダウンロードできます。
サイズは、1050×1680px と1024×1280pixel、768×1024pixelの3種類です。


イフクカズヒコ
イラストレーター
1979年生まれ。福岡県出身、福岡県在住。1999年より絵を描き始めイラストレーターとしての活動を始める。「FUNKY802 digmeout オーディション2007」を通過し、minascapes(大阪)、銀座ソニービル(東京)で行われた展示会「FUNKY802 digmeout EXHIBITION 2007」に参加。現在、広告、雑誌、、CDジャケット等の媒体を中心に幅広く活動中。


【 画材 】
主線はピグマペンを使用。着色はアクリルガッシュや色鉛筆を用います。

【 総合格闘技観戦 】
選手それぞれに辿って来た道のりがあり引き込まれてしまいます。ケーブルテレビでの放送をビールを飲みながらゆっくり見るのが好きです。
■おすすめの1冊
『君はおりこうみんな知らないけど』
銀色夏生
風景や草花の写真と一緒にさりげない詩が添えられている本。スッと心に染み入ります。
■おすすめの1本
『ジョゼと虎と魚たち』
温かくも切ない物語に感動します。使われている音楽もいいです。
■おすすめの1枚
『LIVE IN LIVING '07』
羊毛とおはな
すごく気持のいい声で作業中にいつも聴いています。音とゆうより空気感が伝わってくる感じでとても好きです。
※画像をクリックすると拡大画像が表示されます。
【1】下書き
鉛筆で下書きをする。
【2】ペン入れ
顔や手のラインにペンを入れる。
【3】着色
大まかな色を塗っていくリンゴは深みのある赤を出すためにここではあえて黒に塗る。
【4】細部を描きこむ
花や髪の毛やアクセサリー等の細部を描き込んでいく。
【5】完成
背景を描いて完成。