
「龍神貴之」―。アクリルガッシュとデジタルとの独特な表現方法が上品で印象的な世界を生み出している―。
この企画は、アットクリエイターズがキラリと光る作品を独断と偏見でピックアップ、素晴らしい作品を生み出すクリエイターをご紹介します。
「Pickup Creators」第四十八回目は「龍神貴之」。彼の等身大に迫ります!
― 龍神貴之さん、こんにちは。今回はお忙しいところお時間をご用意いただき本当にありがとうございます。今日は龍神貴之さんご自身について、いろいろ教えて頂きますので、よろしくお願いします!
(龍神貴之)よろしくおねがいします!
―Q. まず始めに現在はどのような活動をされておられますか?
展覧会や、作品制作を主にしています。イラストレーターとして本格的に活動を始めたのは2008年からです。
―Q. 今までギャラリーやイベントにも出展されているんでしょうか?今後の予定をお聞かせ下さい。
2006年にペーターズギャラリーでグループ展、2007年にセツモードセミナーで個展TISの公募展に参加しています。今後の展覧会の予定は現在特にないですが、一つのテーマを決めて個展を開催したいと考えています。
―Q. 作品のアイデアはどのような時に生まれますか?
歩いてる時、電車に乗っている時、TVをみている時、ふっと浮かんだアイデアや構図、色の組み合わせをメモに残しておいて、溜めてあります。そこから掘り出して作品作りにかかる事が多いですね。
―Q. 休日の過ごし方やイラストを描かれる以外で趣味があれば教えて下さい。
映画を観る事ですね。昔は自主制作で映画を作っていた事もありました。
―Q. デジタルとアナログのイラストを制作されていますが、現在の作風に行きついた経緯を教えて下さい。
デジタルで描く時もアナログで制作する時もこれといって発想の違いはありませんが、デジタルでは色の変換や手直しも簡単だと思います。PCも制作ツールの一つという風に考えています。
―Q. ご自分の作品に影響を与えている見本となっている作品や人などおられますか?
チェコをはじめとしたヨーロッパの絵本やイラストが好きですね。色や画面の構成はセツ・モードセミナーで学んだ事が大きく影響しているかもしれません。
―Q. 作品のコンセプトを教えて下さい。
観る楽しさと詩的で物語りを感じさせる雰囲気を出せるように作品作りをしています。
―Q. ご自分から見られて、作品の魅力または、ここに注目してほしいという部分は どのあたりでしょうか?
色と画面の構成です。 ぱっと目について引き込まれるような絵を作っていきたいです。
―Q. 作品を制作する時に一番気をつけている部分はどのあたりですか?
デジタルの作品を制作している時は、制作途中に「ちょっと距離を置いて離れて観てみる」という事がなかなかできないので、モニターの前に座っているだけじゃなくて、椅子から立ち上がって離れて観てみる事もたまにします。
―Q. 今まで活動してきてイラストレーターになってよかった!と思った出来事を教えて下さい。
作品を購入してくれた人が家に飾った写真を送ってくれた事ですね。
―Q. これからやってみたいお仕事や挑戦したいジャンルはありますか?
webや雑誌の挿絵から広告までとりあえず幅を広げたいと考えています。それと、今年は絵本を描きたいです。
―Q. それでは最後に今後の抱負、目標、こういったことにチャレンジしたい!などお聞かせ下さい。
ウェブサイトも作っているので、日本だけに留まらず世界に向けて発信していきたいです。
―ありがとうございました〜。
デジタルとアナログの独特で自由な作品をこれからも期待しています!
龍神貴之さんからのプレゼントです。
こちらから「龍神貴之オリジナル壁紙」をダウンロードできます。
サイズは、1050×1680px と1024×1280pixel、768×1024pixelの3種類です。


龍神貴之
イラストレーター
身近にあるものから旅先で見つけたもの等、自由で上品さを心がけながら描いています。アクリルガッシュとデジタルを組み合わせて独特な画面表現をしています。
●雑誌『月刊MdN 3月号』
掲載2009年/2月6日発売号
Illustration ART STAGEに掲載

【自作PC】
windows XP IllustratorCS3 PhotoshopCS3 WACOM のペンタブレット「BAMBOO」を使用小さくてコンパクトなので気に入ってます。

【アクリルガッシュ】
アクリルガッシュを混ぜて色を作り、よく使う色や、気に入った色はタッパーに保存してあります。非常に経済的です。

【トランプ】
最近はまってるのはトランプです。トランプで遊ぶのも楽しいですし、カッコイイデザインのトランプを集めるのも楽しいです。
■おすすめの1冊
『Pierre Lesieur 画集』
ピエール・ルシュールの画集です。オブジェクトの捉え方、色彩での画面の構成、今、最も好きな画家です。
■おすすめの1本
『黒猫白猫』
エミールクリストリッツア監督
ドナウ川に住んでる底抜けに明るくて、破壊的で前向きな映画です。一人で観るのはもったいないので誰かと観て欲しい。
■おすすめの1枚
『FIGHT FOR YOUR MIND』
BEN HARPER
スライドギターが強烈にかっこいいです。散歩とか自転車に乗りながら聞く事が多いですね。
※画像をクリックすると拡大画像が表示されます。
【1】大まかな構図を決める。
Illustoratorで波のうねる風景を描いていく。色も大雑把に、好きに配色する。
【2】人物を描く。
沖に泳ぎだしている人物を鉛筆ツールで描く。
【3】船を描く。
沖にいる漁船をペンツールで描く。
【4】アクリルガッシュで描く。
PC上で描いた絵を基にアクリルガッシュで彩色してPCに読みこむ。
【5】完成
読み込んだ画像を配置し、PCで描いた絵と合成する。色を調整し、波のうねる雰囲気を出して、最後に魚を入れました。