
「竹谷 嘉人」―。独特な世界観と奇抜な構図、ダークなイメージを感じさせる作品から美しい少女の絵までそれぞれ違った作風で作品を表現する―。
この企画は、アットクリエイターズがキラリと光る作品を独断と偏見でピックアップ、素晴らしい作品を生み出すクリエイターをご紹介します。
「Pickup Creators」第七十二回目は「竹谷 嘉人」。彼の等身大に迫ります!
― 竹谷 嘉人さん、こんにちは。今回はお忙しいところお時間をご用意いただき本当にありがとうございます。今日は竹谷 嘉人さんご自身について、いろいろ教えて頂きますので、よろしくお願いします!
(竹谷 嘉人)よろしくおねがいします
―Q. まず始めに現在はどのような活動をされておられますか?
最近は絵と音楽と映像に絞っていますが、基本なんでもやってきてます。漫才や演劇なども。路上や動画でもライブやライブペイントをしています。面白いと思ったら何にでも首を突っ込みます。MIXI内にコミュニティを作って日々ラクガキや仕事の没絵などをアップしています。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=4438089
―Q. 竹谷さんが制作される作品の得意分野を教えて下さい!
ジャンルやスタイルは敢えて特に決めていません。必要なものに一番刺激的な方法を取れたら良いなと思います。基本を無限にしてきているので多少無茶できるのが得意分野です。同業者の方によく描き方を聞かれます(笑
―Q. 休日の過ごし方やイラストを描かれる以外で趣味があれば教えて下さい。
Humanbeatboxをやっています。路上やライブも色々行ってますがyoutubeにチャンネルを作って動画を配信する予定です。
http://www.youtube.com/user/taketaniyoshito
描画風景もいずれ撮りたいと思うので是非遊びに来て下さい。
―Q. 作品のアイデアはどのような時に生まれますか?
何か良いものを見てそれを自分なりに再現してみようと思うことが多いです。普段からスケッチブックを持ち歩いてラクガキしています。最近の興味は歯ごたえと匂い。それと言葉や声のリズム感です。
―Q. 現在の作風に行きついた経緯を教えて下さい。
とにかく描く前にイメージが出来てしまうようなものを作りたくなくてあらゆる角度から刺激的な方法で物つくりをしたいと思います。自分にとっていつも斜め上の姿勢を意識するとこういう感じになりました。
―Q. 作品のコンセプトを教えて下さい。
憂鬱な中の美しさを描きたいです。枯れに枯れた老人の皮膚とか、幼い少年少女の瞳の中にある鬱とか。
―Q. ご自分から見られて、作品の魅力または、ここに注目してほしいという部分はどのあたりでしょうか?
質感です。この絵の世界に必要な質感は何かって部分に気を使います。粒状感にある中の色もいじれたらと思いますがデジタルはなかなか難しいです。
―Q. ご自分の作品に影響を与えている見本となっている作品や人などおられますか?
ピカソ、バスキア、ジャコメッティに制作への姿勢の影響を受けました。寺田克也さんの常にラクガキをするというスタイルに影響を受け実践しています。
―Q. 作品を制作する時に一番気をつけている部分はどのあたりですか?
この絵だからこそ出来る存在感というかルールを見つける。一枚でこの世界を伝えたいので一番良い瞬間を切り取りたいと思います。
―Q. 今まで使用してきた制作道具の中でおすすめの画材やソフトがあれば教えて下さい。
Dr.MartinのRadiant系のインクはとても魅力的な色が出るのでテクスチャとかライブペイントとかでよく使います。
―Q. 今まで活動してきてイラストを描いてきてよかった!と思った出来事を教えて下さい。
作品を見て頂いた人に感想を頂けることですね。僕は作風や発表形態がバラバラなので名前知らないけど絵をどこかで見てて好きだったなんて言われると、なんか気持ちが通じ合ったような気がしてとても嬉しいです!
―Q. 今まで活動してきてお仕事や制作作業などでの失敗談があれば教えて下さい。
作業自体は早いんですがギリギリまで絵の一番良いコンセプトやテーマを考えてしまうことです。〆切間際まで白紙とかで色々な人に迷惑をおかけしています。ごめんなさい。
―Q. これからやってみたいお仕事や挑戦したいジャンルはありますか?
もっと総合的に世界観が作れるような仕事がしてみたいです。年末には漫画も描きます。
―Q. それでは最後に今後の抱負、目標、こういったことにチャレンジしたい!などお聞かせ下さい。
今年は色々な企画を裏で動かしているので来年までに色々完成させて見てもらいたいです。とにかく楽しんでもらうことがしたいです。よろしくお願いします。
―ありがとうございました〜。
竹谷 嘉人さんからのプレゼントです。
こちらから「竹谷 嘉人オリジナル壁紙」をダウンロードできます。
サイズは、1050×1680px と1024×1280pixel、768×1024pixelの3種類です。



竹谷 嘉人
絵描き
初めまして閲覧ありがとうございます。絵−音楽−映像やってます。楽しませることだけを考えて色々な分野を動いています。感想を頂けると嬉しいです。よろしくお願いします ◎
●創作仏&伊料理店『lavie』にて個展(新宿)
■9/1〜12/31 時期によって絵を変えていきますので美味しい料理と共に是非ご覧下さい。
http://r.gnavi.co.jp/e358100/

●講談社birthカフェにてライブペイント(銀座)
■10/13〜10/24(詳細は下記アドレスにて)
http://shop.kodansha.jp/bc/kodansha-birth/spcontents/Birthcafe

●ASIAGRAPH 2009 優秀賞受賞で展示(青海)
■10/22〜10/25
http://www.asiagraph.jp/public/index.html


【 三面モニタ 】
左で娯楽、中で描画、右で資料。手前のペンタブレットは五年前4000円で購入。

【 HIROKO HAYASHI 】
本物志向の素材感に独特な遊び心。たまりません。
■おすすめの1冊
『真説 ザ・ワールド・イズ・マイン』
新井英樹
新井英樹さんの描く漫画は何もかもがリアルで刺激的です。強く生きるということを考えさせられます。
■おすすめの1本
『BASQUIAT』
Julian Schnabel
バスキアの生涯を描いた映画。作者自身も画家でバスキアを感覚として噛み砕けていて、幻想ではなくアートに近づけた気がします。
■おすすめの1枚
『KING OF POP』
Michael Jackson
マイケルに触れない人生は香辛料のない料理界みたいなものです。
※画像をクリックすると拡大画像が表示されます。
【1】下地作り
ブドウなのでバイオレットをベースに同系色のオレンジとピンクなどを配置。○の集合体という意識。
【2】描き込む
ベースの色は変えずに一色づつバランスを考えながら置く。ブレンドを前提に反対色も置く。
【3】もう少し描き込む
構図の細部を決める。色の配置、メリハリなどを考える。暗めに描いて描き込みやすくする。
【4】更に描き込み。
いらない部分をボカす。ほぼ全体感が出る。
【5】完成
制作時間は構図を含め5時間ほどです。