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LUNATIC ART
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LUNATIC ART

ベルギーの画家ポール・デルヴォーや、ウィリアム・ブレイク、シェイクスピアの「真夏の夜の夢」などの影響もあったのか、初めて絵らしき物を描いたのが月のある風景でした。それから、かれこれ30年近く月夜の風景を描いています。若い頃は月光を浴びる人物や動物を好んで描き、作品は暗い水底のようなただ”キレイ”なだけの意味のない絵だったような気がします。
今は実在の人物をモデルに、その人(子供、たまに大人)をウサギに変えて描いています。月とウサギを時のシンボルとして捉え、私の絵を見た方々が、『こんな風景に昔、出会ったことがある』とか『懐かしい』とか、えも言われぬ幸福感や切なさを感じ、穏やかな優しい気持ちになっていただけたらと思っています。
私の中で、このような感覚になる事を、ある本の言葉を引用させてもらうと「遊星的郷愁」とでも言いましょうか、これは私にとって一種のモダニズムと思っております。
日常の側にある非日常の世界。これはきっと誰にでもある事。ただし、それに気付くか否か。ほとんどの方が、大人になるに従い忘れてしまった心を、私と途切れた記憶の断片を継ぎ合わせ、それを描こうとしているのかもしれません。月とウサギの力を借りて…。

バイオグラフィー

堀澤 大吉 (ほりさわ だいきち) 1955年島根県生

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Daikichi Horisawa

Daikichi Horisawa

絵画

ベルギーの画家ポール・デルヴォーや、ウィリアム・ブレイク、シェイクスピアの「真夏の夜の夢」などの影響もあったのか、初めて絵らしき物を描いたのが月のある風景でした。それから、かれこれ30年近く月夜の風景を描いています。若い頃は月光を浴びる人物や動物を好んで描き、作品は暗い水底のようなただ”キレイ”なだけの意味のない絵だったような気がします。
今は実在の人物をモデルに、その人(子供、たまに大人)をウサギに変えて描いています。月とウサギを時のシンボルとして捉え、私の絵を見た方々が、『こんな風景に昔、出会ったことがある』とか『懐かしい』とか、えも言われぬ幸福感や切なさを感じ、穏やかな優しい気持ちになっていただけたらと思っています。
私の中で、このような感覚になる事を、ある本の言葉を引用させてもらうと「遊星的郷愁」とでも言いましょうか、これは私にとって一種のモダニズムと思っております。
日常の側にある非日常の世界。これはきっと誰にでもある事。ただし、それに気付くか否か。ほとんどの方が、大人になるに従い忘れてしまった心を、私と途切れた記憶の断片を継ぎ合わせ、それを描こうとしているのかもしれません。月とウサギの力を借りて…。