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「下田ひかり」―。一度観ると強い印象を与える作品は不思議な雰囲気をもち、その世界観や表現に深さを感じる―。


この企画は、アットクリエイターズがキラリと光る作品を独断と偏見でピックアップ、素晴らしい作品を生み出すクリエイターをご紹介します。
「Pickup Creators」第115回目は「下田ひかり」。彼女の等身大に迫ります!


― 下田ひかりさん、こんにちは。今回はお忙しいところお時間をご用意いただき本当にありがとうございます。今日は下田ひかりさんご自身について、いろいろ教えて頂きますので、よろしくお願いします!

(下田ひかり)よろしくおねがいします

―Q. まず始めに現在はどのような活動をされておられますか?

個展、グループ展を中心に、ギャラリーで作品を発表しています。

―Q. 下田ひかりさんが制作される作品の得意分野を教えて下さい!

子供をモチーフにして、自分自身と現実世界(社会)をリンクさせて描いています。ネガティブなイメージの作品の方が描きやすいです。

―Q. 休日の過ごし方や作品を制作される以外で趣味があれば教えて下さい。

ダラダラしています…。バイトと制作の日々なので、逆に意識しないと休日になりません。アニメ一気見するのは良いストレス発散になります。ヒマがあれば合唱団に入りたいです。

―Q. 作品のアイデアはどのような時に生まれますか?

車を運転していたり、自分の力不足に発奮したり、同年代の作家に刺激を受けたりした時。

―Q. 現在の作風に行きついた経緯を教えて下さい。

自分の世界観を出さなくてはいけない、と思った時、自分の根本的な部分を見つめ直した結果、孤独と不安に行き着きました。それからそのテーマを現代とコミットさせて作品を作るようになりました。

―Q. 作品のコンセプトを教えて下さい。

自分と自分自身を取り巻く世界と、今はそこに生と死が入ってきています。 詳しくはサイトをご覧下さい。

―Q. ご自分から見られて、作品の魅力または、ここに注目してほしいという部分はどのあたりでしょうか?

割と大作はどの作品もテーマがあるので、その辺も同時に見て頂けると嬉しいです。また、機会があれば是非原画を見て頂きたいです。やはり画面越しと原画では全然作品の印象が変わります。

―Q. ご自分の作品に影響を与えている見本となっている作品や人などおられますか?

Loretta Luxという写真家の作品がもの凄く好きで、彼女の作品のような絵が描きたいとずっと思っています。写真に影響を受ける事が結構多いです。また、同年代や自分より若い作家の、自分とは違う作風の作品にも刺激を受けています。写真も他の作家も、自分にない要素があると、そこに強く影響を受けます。

―Q. 作品を制作する時に一番気をつけている部分はどのあたりですか?

前の作品をなぞっただけにならない事、常に新しい挑戦をする事。一枚ごとに変化して貪欲に自分の幅を広げていきたいと思っています。

―Q. 今まで使用してきた制作道具の中でおすすめの画材やソフトがあれば教えて下さい。

バニーコルアートから出ている、ウエットパレットが凄く良いです。あまり大量の絵の具を使わず、長期間にわたって制作したい人にお勧め。上手くすれば1ヶ月くらい一枚のパレットで保ちます。

―Q. 今まで活動してきて作品を制作していてよかった!と思った出来事を教えて下さい。

子供の頃より絵に対しては色々な感情をこじらせてきて、酷いコンプレックス状態だったので、絵ときちんと向き合って、逃げずに制作をする事で、少しずつ結果に繋がってきて、自分を肯定して認めてあげられるようになった事が一番良かったなと思います。結果として家族や、応援してくれている方にも喜んでもらえるようになったので、それが嬉しい。

―Q. 今まで活動してきてお仕事や制作作業などでの失敗談があれば教えて下さい。

活動を始めた当初、美術界に対して全く無知だった為、最初の頃は失敗ばかりでした…。詳しくは言えませんが。当時に戻ったらもっと勉強しろと言いたいです。

―Q. これからやってみたいお仕事や挑戦したいジャンルはありますか?

イラストレーションはやっていきたいです。絵の他にも、立体や映像も含めて、インスタレーションなども出来れば面白そうだな、と思っています。今年はとりあえず油絵に挑戦します。

―Q. それでは最後に今後の抱負、目標、こういったことにチャレンジしたい!などお聞かせ下さい。

常に新しいイメージを出していきたいです。目標としては個展で作品完売と、絵で定期収入を得る事です。

―ありがとうございました〜。


下田ひかりさんからのプレゼントです。
こちらから「下田ひかりオリジナル壁紙」をダウンロードできます。 サイズは、1050×1680px と1024×1280pixel、768×1024pixelの3種類です。




















http://www.creatorz.jp/shimodahikari

下田ひかり


下田ひかり


現代アート イラスト 絵画

子供の姿を使い、自分自身の心情・心象を描いています。個展・グループ展などで作品を発表しています。






http://star.freespace.jp/hikari-s/index.html


●個展@Foley Gallery
/N.Y

4月にN.YのFoley Galleryで個展を行います。会期や詳しいことはまだ未定です。




●dpi magazine
台湾のdpi magazineに8ページに渡ってインタビューが掲載されました。





【アクリルガッシュ、アクリル、メディウム】
絵の具は色で選んでいるのでメーカーは色々。






【喫茶店】
珈琲が美味しくて雰囲気の良い喫茶店もしくはカフェを探すのにはまってます。創業30年以上の喫茶店はどこも素敵で、東京砂漠の中でも入った瞬間に心が癒されます。上京時に1回は行きたいのですが難しい。写真は地元松本に新しく出来た momo cafeさんです。





■おすすめの1冊

『裏庭』
梨木香歩

傷を癒すには塞ぐのではなくえぐらなくてはならない、人は一生孤独であり、自分と他人は別の人間であり、そしてそれは悲しい事ではないのだ、という事を、重層的で心の奥を震わせるトーリーと美しい日本語で書かれていて、読めば読む程染みてきます。



■おすすめの1本

『お引越し』
相米慎二監督

「子供」を描いた作品がジャンルを問わず好きなのですが、その中でも大好きな作品です。こちらも「裏庭」同様、主人公が個を確立して成長していく姿を描きます。子供という生き物がレンコ(主人公)という一人の人間になる、その描き方が素晴らしい。是非見て頂きたい映画ですが、DVDが廃盤っていうね...orz



■おすすめの1枚

『Roundabout』
akeboshi

インディーズデビューからずっと好きなアーティストです。ケルトの音を纏って、独特の歌声と共に広がる景色の数々。アイルランドの風や光や空気。そして日本人だからこそ伝わる物語達。切なくて愛おしいです。




※画像をクリックすると拡大画像が表示されます。


【1】ラフと下絵
クロッキー帳にイメージを描きなぐり、ある程度纏まった所でモチーフごとに下絵を描き、パソコンに取り込んで合成したり調節します。




【2】下塗り
下絵を転写する前に下塗りをします。今回は大まかに黒や青など暗い色で全体的に塗っていきます。支持体はパネルにケント紙を水張りしたもの。




【3】下絵転写→描き進める
下絵をパネルの大きさ(この絵はP50号)に拡大→A3の大きさで分割してプリントアウト→紙の裏から線の部分を鉛筆で塗る→パネルの上で貼り合わせる→上からなぞって下絵を転写。転写されたら本来の色で描いていきます。レイヤー効果を狙ったので、かなり水を多めに薄く塗り重ねていきます。




【4】描き進める2
くま→人物の順に描き進めます。様子を見ながらどんどんひたすら描いていきます。




【5】完成
背景の空部分をモデリングペーストで盛り上げ、両側の花や細部を描き込み、最後にグロスポリマー・メディウムを全体に塗って完成。