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@CREATORZ SPECIAL CONTENTS 2011.11

Pickup Creators VOL.144 いしばしひろやす

「いしばしひろやす」。水彩独特の複雑な色の混合でシンプルなのに奥深さが感じられる作品が描かれる。 この企画は、アットクリエイターズがキラリと光る作品を独断と偏見でピックアップ、素晴らしい作品を生み出すクリエイターをご紹介します。
「Pickup Creators」第144回目は「いしばしひろやす」。彼の等身大に迫ります!

― いしばしひろやすさん、こんにちは。今回はお忙しいところお時間をご用意いただき本当にありがとうございます。今日はいしばしひろやすさんご自身について、いろいろ教えて頂きますので、よろしくお願いします!
(いしばしひろやす)よろしくおねがいします
―Q. まず始めに現在はどのような活動をされておられますか?
主にフリーのイラストレーターとして活動中です。 ここ最近は企業のカレンダーやポストカード用のイラスト、ロゴデザインなどに集中していましたが、それと平行して制作中だった絵本が一冊描き上がったところです。 このインタビュー記事が紹介される頃には出版されていると思います。
―Q. いしばしひろやすさんが制作される作品の得意分野を教えて下さい!
得意なモチーフは動物でしょうか。それと子供や草花などの自然系。 リアルな表現ではなく、水彩によるデフォルメタッチが主流です。
―Q. 休日の過ごし方や作品を制作される以外で趣味があれば教えて下さい。
映画を見るのが好きなので、時間があればDVDで鑑賞しています。本当は劇場に行きたいのですが予算と時間の都合で・・・。 フリーマーケットや骨董市に出かけるのも好きです。それと古本屋めぐりに古着屋めぐり。 自分でも雑貨作りをしているので、春と秋、年に二回くらいは地元で開催される雑貨フェスティバルに出店もしています。
―Q. 作品のアイデアはどのような時に生まれますか?
たとえばドライブの途中で目にした光景であったり、映画のセリフや本の中の一節など、視覚的な刺激や言葉の響きからヒントを得ることが多いですね。
―Q. 現在の作風に行きついた経緯を教えて下さい。
いつの間にかごく自然に。なすがまま。気がついたらこんな。 もともと水彩が好きでしたので。
―Q. 作品のコンセプトを教えて下さい。
シンプル。おとぼけ。自然体。といったところでしょうか。
―Q. ご自分から見られて、作品の魅力または、ここに注目してほしいという部分はどのあたりでしょうか?
やわらかくて、あたたかくて、ちょっと不思議。そんな雰囲気を描き出せたらいいなと思っています。
―Q. ご自分の作品に影響を与えている見本となっている作品や人などおられますか?
和田 誠さん、長 新太さん、宇野亜喜良さん。子供の頃から現在まで彼らの作品には常に刺激を受けています。
―Q. 作品を制作する時に一番気をつけている部分はどのあたりですか?
楽しく描く。まずはこれが一番。仕事でもプライベートでも描くなら楽しく描きたい。 それと「勢い」でしょうか。水彩の特性を生かす技術的な勢いもありますし、気持ちとしての勢い。
―Q. 今まで使用してきた制作道具の中でおすすめの画材やソフトがあれば教えて下さい。
マーメイド紙。裏表の区別がつかないので、表で失敗した時に裏で挽回できます。そして頑丈です。 僕はアナログ手描きなので特別なソフトは使っていません。というより使えません。 唯一、「JTrim」というフリーソフトをダウンロードしてあるのでそれを使って画像の明るさや暗さを調整しています。
―Q. 今まで活動してきて作品を制作していてよかった!と思った出来事を教えて下さい。
やはりオリジナルの絵本が出版されたことでしょうか。 あるコンペで大賞をいただき、その御褒美として出版していただいたのですが、自分の絵本が書店に並んでいるのを見た時は本当に嬉しかったですね。
―Q. 今まで活動してきてお仕事や制作作業などでの失敗談があれば教えて下さい。
ある夏の晩、ポスターカラーで塗りあげたイラストをアトリエの机の上に置いたまま休みました。 翌朝、イラストを見て腰を抜かしました。 塗ったはずの色がすべて消えているではありませんか。うっすらと鉛筆の下描きだけは残っているというのに・・・。 犯人はゴキブリでした。塗ってあったポスターカラーを奴らが全部食べてしまったのです。 それ以来、描き上げた作品はきちんとしまってから休むことにしています。
―Q. これからやってみたいお仕事や挑戦したいジャンルはありますか?
オリジナル絵本のダミーがいくつかあるのでそれを出版できるようにしたいですね。 それとポスターや広告関係、装丁の仕事といったものにもチャレンジしてみたいです。 あらたに挑戦したいジャンルとしてはアニメーション。もちろんアナログ手描きで。
―Q. それでは最後に今後の抱負、目標、こういったことにチャレンジしたい!などお聞かせ下さい。
自分の可能性を生かせるものであればジャンルにとらわれず積極的にチャレンジしていきたいと思っています。 出来る出来ないではなく、やるかやらないかの気持ちを大切に。
―ありがとうございました〜。

PRESENT

いしばしひろやすさんからのプレゼントです。
こちらから「いしばしひろやすオリジナル壁紙」をダウンロードできます。

http://www.creatorz.jp/rakubo

プロフィール

いしばしひろやす
いしばしひろやす
水彩手描きのアナログ派です
長崎県生まれ
幼少青年期を横浜で過ごす
日本大学芸術学部 美術学科卒
現在は佐賀県在住
イラスト/絵本/陶芸の分野で活動中
http://planetqqq.exblog.jp/

イベント

●絵本
「ふしぎな水色のゾウ」
イラストを担当した絵本「ふしぎな水色のゾウ」がこちらのサイトで閲覧できます。ぜひ御覧下さい!
http://www.nippon-shinyaku.co.jp/child/library/index.html

制作ツール
【画材】
絵具はウィンザー&ニュートン透明水彩絵具とサクラマット水彩絵具。他はごく普通のもの。

はまっているもの

はまっているもの
【くろべえ】
卵から孵化させて20年。とても人なつっこいクサガメのくろべえ。散歩好きです。
はまっているもの
【映画DVD】
愛すべき宝物。ほぼ毎日何かしら観てます。

おすすめ

■おすすめの1冊
『カルチョ 手あそびサッカー』
マリオ・マリオッティ作
まさに遊び心の極致。発想力、表現力に脱帽。シリーズはいずれも傑作ぞろいです。
■おすすめの1本
『アメリカの夜』
全編にトリュフォーの映画愛が満ち溢れています。ジャクリーン・ビセットをはじめ登場人物の一人一人が素敵です。監督を演じているのはもちろんトリュフォー自身。映画を愛する人のために作られた一本。
■おすすめの1枚
『THE GREATEST HITS OF KAYAMA YUZO』
加山雄三
アメリカにプレスリー。日本に加山雄三。世代を超え、きっと誰もが一度は耳にしたことのある名曲揃い。永遠の若大将に乾杯!

制作工程

※画像をクリックすると拡大画像が表示されます。

  • 【1】アイデアスケッチ
    ほぼ落書き
  • 【2】下描き
    マーメイド紙に鉛筆。おおまかなフォルム、ラフの雰囲気をこわさぬよう
  • 【3】着彩
    透明水彩で勢いを大切に、縮こまらぬよう。その場で思いついた草花など付け足す
  • 【4】ペン入れ
    表情などを細いサインペンで描き入れる
  • 【5】完成
    スキャナーで取り込み、「JTrim」で明暗補正して完成