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@CREATORZ SPECIAL CONTENTS 2012.02

Pickup Creators VOL.151 岡田しゅう

「岡田しゅう」。物語の一場面を見ているような心温まる作品。水彩を活かした色遣いからやわらかさが伝わってくる。 この企画は、アットクリエイターズがキラリと光る作品を独断と偏見でピックアップ、素晴らしい作鰭いですね。最近は寒くなってしまいましたが、新宿の御苑の芝生の上でのんびりしたり、神保町から銀座までをゆったり歩いたりしいます。

―Q. 作品のアイデアはどのような時に生まれますか?
散歩中やジョッギングする時にぽっと出てきます。走っている時は余計な事を考えなくていいのでそういう時は思いっきり自分の世界に入ってます。
―Q. 現在の作風に行きついた経緯を教えて下さい。
ロンドンの美術大学にいた時に周りの人たちの様々な作品の表現方法に圧倒されました。みんな全く違う作風なのにみんな自分らしい絵を描いてそれに魅力を感じました。自分らしい、自分が見ていて好きになれる絵は何だろうと探していくうちにこうなった感じです。
―Q. 作品のコンセプトを教えて下さい。
とにかく絵を見た人がほんわかふわふわな気分になれるように努めています。あと一枚の絵の中にストーリーを感じさせる絵にしようと思っています。
―Q. ご自分から見られて、作品の魅力または、ここに注目してほしいという部分はどのあたりでしょうか?
着物の染の技法の一つに糸目友禅というのがあるんですけど、それっぽく塗り方もちょっと工夫しています。それと水彩絵具がつくる色とにじみです。にじみは本当に予想不可能なかんじで模様を作るのでうまく作品とマッチするように気をつけています。
―Q. ご自分の作品に影響を与えている見本となっている作品や人などおられますか?
Daniel Merriam氏です。彼の描くファンタジー、建築やそこから感じさせる物語が大好きです。 もう一つは、父が何年か前に始めた「厠画廊」っていうのがあるんですけど、「世界の巨匠シリーズ」という本に出ている絵画を週に二つずつトイレに飾っているんです。ドガやコンスタンブル、ヴュイヤールなど20近い巨匠達の絵画が毎日目に入ってくるので(トイレの中ですが…)とっても刺激的で勉強になってます。
―Q. 作品を制作する時に一番気をつけている部分はどのあたりですか?
水彩は一発描きなところが多いので出来るだけ精神的、身体的にコンディションを良くする事です、すぐに筆先に出ちゃうので…。あとはちゃんと自分が伝えたいストーリーが伝わっているか気をつけています。
―Q. 今まで使用してきた制作道具の中でおすすめの画材やソフトがあれば教えて下さい。
特にこれ!というのはないのです。小学生のときに使っていたポスカなどどんな感じに発色するか?!など乱暴に色々使ってしまいますが、最近は水彩のWinsor & Newtonが色の出が私好みで一番好きです。
―Q. 今まで活動してきて作品を制作していてよかった!と思った出来事を教えて下さい。
私の絵をみて心に響いた!とか、色々考えさせられた!とか言っていただける時は本当に描いて良かった!と思います。
―Q. 今まで活動してきてお仕事や制作作業などでの失敗談があれば教えて下さい。
水彩なのであまり大きな間違いをすると修正が難しいので、制作過程の最後の最後で間違えて最初からやり直しした時…、思わず叫んで部屋を飛び出しました。 お仕事はまだまだ始まったばかりなので失敗したと言うより勉強した、作品の糧になったと思う事が多いです。なのでこれからも色々学んでいきたいと思います。
―Q. これからやってみたいお仕事や挑戦したいジャンルはありますか?
まだ駆け出しなので、なんでも挑戦してみたいです! 絵本、装丁、エディトリアル、広告など是非したいです。それにファッションやアニメーションなど…、自分はどういう事が出来るんだろうともっと探求していきたいと思っています。
―Q. それでは最後に今後の抱負、目標、こういったことにチャレンジしたい!などお聞かせ下さい。
アートだけでなく、色々な事を体験して何もかもを吸収していきたいです。そして自分の世界をもっと拡げて作品に生かしていきたいですね。 あとは私の背より大きいサイズの作品を作りたいです。
―ありがとうございました〜。

PRESENT

岡田しゅうさんからのプレゼントです。
こちらから「岡田しゅうオリジナル壁紙」をダウンロードできます。

http://www.creatorz.jp/shuokada

プロフィール

岡田しゅう
岡田しゅう
イラストレーション

主に水彩を使って絵本の様な見ていて心温まる絵を描いています。女の子や、伝統衣装、そして歴史を感じさせる建築が大好きです。 東京生まれ。高校をスイスで過ごし、のちロンドンのセントラル・セント・マーチンズとニューヨークにあるパーソンズ美術大学でイラストを学ぶ。現在ニューヨークでイラストレーターとして活動中。
http://shuokada.com

イベント

●my home town
わたしのマチオモイ帖
■会期:
2012年2月10日(金)〜2月26日(日)11:00〜19:00
■会場:
東京ミッドタウン・デザインハブ
■詳細はこちら
●たてものてん
■会期:
2012年2月21日(火)〜26日(日)11:00〜20:00(最終日は18:00まで)
■会場:
The Artcomplex Center of Tokyo 2F ACT5

制作ツール
【画材】
いつもごっちゃです。

はまっているもの

はまっているもの
【絵本集め】
旅行の時は必ず本屋さんに行って絵本を買っています。時々フランス語やオランダ語なんかの絵本を買うとお話がまったく読めないものもあるのですが、それでも何となくお話がわかるのっていいですよね。
はまっているもの
【ベルギービール】
散歩の終着点にベルギービールのお店があってついつい行っちゃいます。いつかベルギーに行って本場のビール飲みたいです。

おすすめ

■おすすめの1冊
『旅の絵本』
安野 光雅
文字のない町並みの絵本です。しかしよく見ると童話のワンシーンがあったり、ストーリーがあったりと読むたびに新しい発見があって隅から隅まで見ていたくなる絵本です。
■おすすめの1本
『攻殻機動隊
STAND ALONE COMPLEX
DVD-BOX』
日本が世界に誇るアニメのひとつです。とにかく出てくる人物みんながハードボイルドでかっこよすぎです。
■おすすめの1枚
『Interstella 5555』
Daft Punk
絵を描いたり散歩している時によく音楽を聴くのですが、聞いていて無心になれるアルバムの一つです。

制作工程

※画像をクリックすると拡大画像が表示されます。

  • 【1】ラフを描く
    何度も描き足したりしながら鉛筆でラフを描きます。
  • 【2】Photoshopで色付け
    スキャンしてPhotoshopで色を決めていきます。
  • 【3】色塗り
    水彩で一つ一つ塗っていきます。描くとき思うのはひたすら「早く乾けー」です。
  • 【4】仕上げ/完成
    細部をチェックして完成です。