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@CREATORZ SPECIAL CONTENTS 2013.04

Pickup Creators VOL.193 ただ あやの

「ただ あやの」。ほのぼのとほっこりする絵本をみているような温かい気持ちになる作品を描く―。
この企画は、アットクリエイターズがキラリと光る作品を独断と偏見でピックアップ、素晴らしい作品を生み出すクリエイターをご紹介します。
「Pickup Creators」第193回目は「ただ あやの」。彼女の等身大に迫ります!

― ただ あやのさん、こんにちは。今回はお忙しいところお時間をご用意いただき本当にありがとうございます。今日はただ あやのさんご自身について、いろいろ教えて頂きますので、よろしくお願いします!
(ただ あやの)よろしくおねがいします
―Q. まず始めに現在はどのような活動をされておられますか?
大学で日本画を描きつつ、イラストや絵本のコンテストに応募したり、展示やイベント等に参加しています。
―Q. ただ あやのさんが制作される作品の得意分野を教えて下さい!
絵本のような、ほっこり不思議な雰囲気のイラストが得意です。モチーフはこどもや動物が多いです。
―Q. 休日の過ごし方や作品を制作される以外で趣味があれば教えて下さい。
絵を描く以外では、粘土やプラバンをいじったり、布やビーズで小物を作ったり、手製本をしたりします。物作り以外となると、読書です。ファンタジーものに目がないのですが、最近ハードカバーが重いので(笑)、文庫で小説をよく読んでいます。
―Q. 作品のアイデアはどのような時に生まれますか?
歩いている時、ぼーっとしている時、寝る前、食事中、などあまりはっきりとは言えませんが、一番作品を描いている時が多いです。制作中に次に描きたい構図が浮かんできてしまうので、気が移ってしまうのを必死に防ぎます(笑)。だいたいいつも構図から浮かびます。
―Q. 現在の作風に行きついた経緯を教えて下さい。
ちょうど今、作風の変わり目なんです。 ややこしくて申し訳ないのですが、絵の中では猫の絵とゆきんこのこどもの絵と壁紙の絵が最近のもので、他は作風が落ち着く前のものです。 まだ「行きついた」という感じはしていませんが方向性は定まってきた実感があります。これまでいろんな作風や技法に興味があり、とにかく試してみないと自分にあっているのか、本当にこうしたいのかがわからない不器用人間なので、表現したいことに作風を合わせていろいろと試してきました。 最近は、ネットで発表することが多く、アナログで描いた作品をいかにして現物に近いかたちで取り込み、編集するかがとてもストレスでした。そのため、デジタルに移行した時期もありました。しかし、デジタルで作成したものを印刷して展示することになじめなかったんです。 ネットや本で見ていた作家さんの絵を原画で見た時の感動や衝撃が自分の中ではとても大切な要素で、原画があるということが自分にとって大事なんだと気付いたんです。 だったら、画面上や印刷物で見て100%、原画を見て200%楽しめるようにしたいと思い、質感が豊かな岩絵の具でイラストを描くようになりました。
―Q. 作品のコンセプトを教えて下さい。
爽やかな可愛さ(可愛いけれど可愛すぎない)と物語性を大事にしています。見る人が作品の中で遊べるような世界を作りたいと思いながら制作しています。
―Q. ご自分から見られて、作品の魅力または、ここに注目してほしいという部分はどのあたりでしょうか?
登場する人物や動物の性格や生活を想いながら描いているので、作品の世界を身近に感じて見て頂けると幸いです。また、質感にも注目して頂きたいです。
―Q. ご自分の作品に影響を与えている見本となっている作品や人などおられますか?
イラストレーターに画家に絵本作家に挿絵画家に…様々な方から影響を受けているので、挙げるときりがないです。強いて1人だけ挙げるとするならば、画家の蒲原元さんの絵が大好きです。空気をたっぷり含んだ色面が作る空間は、いつ見ても心地よくなります。
―Q. 作品を制作する時に一番気をつけている部分はどのあたりですか?
画面をさみしくしないことです。あまり描き込みのない、空間を大事にした絵が好きなので、つい空間を広くとりすぎてしまうのですが、そうすると私の絵はさみしくなってしまうので注意しています。
―Q. 今まで使用してきた制作道具の中でおすすめの画材やソフトがあれば教えて下さい。
岩絵の具です。陶器の質感が大好きなので、質が近くて描いていてとても楽しいです。また思うようにいってくれないことが多く、予期せぬ表情を見せてくれるのも面白いです。
―Q. 今まで活動してきて作品を制作していてよかった!と思った出来事を教えて下さい。
絵が好きだとコメントを頂いた時や、応援して頂く時、作品を通して友人が増えた時など、絵を描いてきてよかったなぁとしみじみ思います。
―Q. 今まで活動してきてお仕事や制作作業などでの失敗談があれば教えて下さい。
岩絵の具での制作中は乾き待ちの時間が長いのですが、うまくいっていなかったりすると焦ってしまい、生乾きの状態で手をいれてしまって、ぐちゃぐちゃになってしまうことがあります…そういう時は、急がば回れ、待つのも制作のうち、と他のことをするようにしています。
―Q. これからやってみたいお仕事や挑戦したいジャンルはありますか?
たくさんあります!仕事は本や雑誌、フリーペーパーなどの挿絵や装丁をしてみたいです。また、なるべく生活の近くにありたいので、カフェやレストランなどのお店で展示をしたいです。
―Q. それでは最後に今後の抱負、目標、こういったことにチャレンジしたい!などお聞かせ下さい。
ようやく作風も定まってきたので、イラストに絵本に、挑戦したいことがてんこもりです。今後もばりばりと制作していきますので、よろしくお願いいたします。
―ありがとうございました〜。

PRESENT

ただ あやのさんからのプレゼントです。
こちらから「ただ あやのオリジナル壁紙」をダウンロードできます。

http://www.creatorz.jp/ayanotada

プロフィール

ただ あやの
ただ あやの
ほっとあたたかくなるイラストを描いています。 イラストのお仕事募集しております。
http://utatanenoniwa.web.fc2.com/

イベント

●COMITIA104
5月5日(日)11:00〜16:00
東京ビッグサイト
友人と初出展します。
スペースはく19aです。
イラストの合同本やポストカードの販売を行います。
http://www.comitia.co.jp/

制作ツール
【制作道具】
鉛筆、透明水彩、岩絵の具、筆、たくさんの絵皿、色鉛筆など。 水分量を調節するティッシュは必需品です。

はまっているもの

【アボカドのアボちゃん】
昨年の夏に家で食べたアボカドの種を栽培しています。大きな種から芽が出ている様が可愛くてしかたがないです。

おすすめ

■おすすめの1冊
『魔女と暮らせば』
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
中学1年生の時にこの本に出会い、挿絵画家の佐竹美保さんが大好きになりました。とりわけダイアナ・ウィン・ジョーンズさんと佐竹美保さんの組み合わせには目がないです。
■おすすめの1本
『べルヴィル・ランデブー』
シルヴァン・ショメ監督
全体に漂う悪夢のような雰囲気とブラックユーモアと音楽がもうたまらないです。
■おすすめの1枚
『BUMP OF CHICKEN GOLDGLIDER TOUR 2012 LIVE CD』
BUMP OF CHICKEN
主に邦楽ロック、洋楽ロック、カントリーを聴きますが、特に好きなバンドです。 何事にも真摯な姿勢とメンバーの仲の良さが大好きです。 昨年のツアーでは進路に迷っていた不安な気持ちを何度も勇気づけられました。

制作工程

※画像をクリックすると拡大画像が表示されます。

  • 【1】エスキース
    スケッチをしつつ構図を考えます。
  • 【2】下図
    エスキースをもとに、別の紙に下図を描きます。
  • 【3】下地
    マチエルを作りながら下塗りをします。
  • 【4】描き込む
    盛り上げたり、絵の具の粗さの違いを活かして質感を違えながら描いていきます。
  • 【5】完成
    描いて絵の具をかけて消して、また描いてを繰り返しながらイメージに合わせていき、完成です。