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@CREATORZ SPECIAL CONTENTS 2013.05

Pickup Creators VOL.197 みいほ

「みいほ」。現在フランスに拠点を置き、絵本の挿絵やワークショップなどで活躍中。水彩インクやパステルを使ったほんわかやさしいタッチで作品を描く。
この企画は、アットクリエイターズがキラリと光る作品を独断と偏見でピックアップ、素晴らしい作品を生み出すクリエイターをご紹介します。
「Pickup Creators」第197回目は「みいほ」。彼女の等身大に迫ります!

― みいほさん、こんにちは。今回はお忙しいところお時間をご用意いただき本当にありがとうございます。今日はみいほさんご自身について、いろいろ教えて頂きますので、よろしくお願いします!
(みいほ)よろしくおねがいします
―Q. まず始めに現在はどのような活動をされておられますか?
現在フランスに暮らしはじめて8年目になるところです。エピナールの美術学校を卒業したあと、ストラスブールという街に暮らしながら、絵本の挿絵、ワークショップや展覧会の企画・展示などを行っています。
―Q. みいほさんが制作される作品の得意分野を教えて下さい!
生き物の形や、人の表情を描くのが好きです。
―Q. 休日の過ごし方や作品を制作される以外で趣味があれば教えて下さい。
映画を観たり、お話ししたり、本を読んだりしています。週に一度ストラスブールの病院でターミナルケアのボランティアもしています。ストーリーや物語に耳を傾けるのが好きです。
―Q. 作品のアイデアはどのような時に生まれますか?
ひとつのものごとをまた違う視点でとらえることができたと思うときに新しいお話が描けます。 それから締め切りがあると、プレッシャーとともにアイディアが湧きます!
―Q. 現在の作風に行きついた経緯を教えて下さい。
美術学校の一年生のときに、いろいろな画材や紙、映像や音で遊ぶうちに。それからたくさんの作品を見ていろんな影響を受けました。
―Q. 作品のコンセプトを教えて下さい。
共感したり信頼感のもてる絵になりますように、と願いながら描いています!
―Q. ご自分から見られて、作品の魅力または、ここに注目してほしいという部分はどのあたりでしょうか?
絵の中に描かれたものや生き物のひとつひとつにパーソナリティを加えたり、写真をよく見たりして丁寧に描くことを心がけているところでしょうか。
―Q. ご自分の作品に影響を与えている見本となっている作品や人などおられますか?
絵からの影響もたくさんあるけれど、多くのインスピレーションを本から得ていると思います。 村上春樹さんとフランスの仏僧マチウ・リカールさんの本が好きです。
―Q. 作品を制作する時に一番気をつけている部分はどのあたりですか?
自分の感覚と、観るものから受けた影響との境目をできるだけ客観的にとらえるようにしています。
―Q. 今まで使用してきた制作道具の中でおすすめの画材やソフトがあれば教えて下さい。
とても仲良くなった同い年の絵描きさんが教えてくれたシュミンケというメーカーのパステルです、ほくほくしていて、紙になじんだ色がとってもきれい!シュミンケの画材はフィクサチーフなども、とても信頼して使っています。
―Q. 今まで活動してきて作品を制作していてよかった!と思った出来事を教えて下さい。
展覧会で絵本を読んだり絵を見たりした方が、自分の経験した出来事と絵本を重ね合わせてとてもパーソナルなことを打ち明けてくれたことがありました。自分の物語がまただれかとつながってゆくのがとても嬉しかったです。
―Q. 今まで活動してきてお仕事や制作作業などでの失敗談があれば教えて下さい。
つい最近の展覧会前に絵を入れたかばんをそっくり駅に置いてきてしまってとても焦ったことです!警察署や落とし物センターやお店をまわって、数日後の展示の当日に見つかったかばんが手元にとどきました。よかった。++”
―Q. これからやってみたいお仕事や挑戦したいジャンルはありますか?
駆け出しなので、物語や詩の挿絵をどんどん発見している最中です。だからもっといろいろな物語に出会っていろんな挿絵を描きたいと思います。
―Q. それでは最後に今後の抱負、目標、こういったことにチャレンジしたい!などお聞かせ下さい。
まずは挿絵の幅を広げてゆくことです。それから制作以外のことももっと効率よくできるようになりたいです!
―ありがとうございました〜。

PRESENT

みいほさんからのプレゼントです。
こちらから「みいほオリジナル壁紙」をダウンロードできます。

http://www.creatorz.jp/0310

プロフィール

みいほ
みいほ
2009年、フランス・エピナル高等美術学校を卒業し、現在ストラスブールにて絵本の挿絵をはじめとして、 展覧会やアニメーションの企画・制作などをしています。

水彩インクで塗ったトレーシングペーパーの光をとおすコラージュや、パステルのポシュワーで絵を描いています。
紙や絵の具など素材に触れること、物語の世界に深くもぐり込んでゆくことにとても魅かれています。
http://miiho.canalblog.com/

イベント

●オープン・アトリエ
25、26日の週末は友人のアトリエにて、ストラスブールの街が企画するオープン・アトリエに参加します。 もしも、もしもストラスブールにいらっしゃる方はおいでください!
●合作絵本「ピーター・パン」
アヴィニヨンのオーケストラとの合作絵本「ピーター・パン」が、東京の欧明社で6月中旬に発売予定!

制作ツール
【制作ツール】
Macbook/iMac, 紙、パステル、インク、などなど。

はまっているもの

【ギャスパーとジャネット】
家にいるギャスパーとジャネット。

おすすめ

■おすすめの1冊
『Happinesse幸福の探求-
人生で最も大切な技術』
マチウ・リカール著
仏教(チベット仏教)を西洋人であり科学者の視点を持つフランス人の著者が語ることによって、自分の中に流れている日本人らしさのようなものを具体的な言葉にして手にとることができるようになりました。書いてある内容も、人生を変えてしまうくらいの力があります!
■おすすめの1本
『ぐるりのこと』
たくさんのずっしりとしたテーマが詰まっているけれど、あんなに軽やかにユーモアを持って描けるのが素敵だなぁと思います。
■おすすめの1枚
『Bon Ivar』
一つ選ぶのはとても大変ですが、Bon Ivarのアルバム"Bon Ivar"「君と歩く世界」のサウンドトラックにもなった曲が入っています、最近とてもよく聴いています。

制作工程

※画像をクリックすると拡大画像が表示されます。

  • 【1】下絵
    下絵は鉛筆で描きます。
  • 【2】切り抜く
    下絵のコピーを切り抜きます。
  • 【3】色の粉をつくる
    パステルを砕いて色の粉を作ります。
  • 【4】着色
    切り抜いた穴からパステルを塗ってゆきます。
  • 【5】完成!