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@CREATORZ SPECIAL CONTENTS 2013.07

Pickup Creators VOL.202 RURU

調和された色遣いと洗練された技法。一本一本手作業で刺繍される繊細な作品が魅力的―。
この企画は、アットクリエイターズがキラリと光る作品を独断と偏見でピックアップ、素晴らしい作品を生み出すクリエイターをご紹介します。
「Pickup Creators」第203回目は「RURU」。彼女の等身大に迫ります!

― RURUさん、こんにちは。今回はお忙しいところお時間をご用意いただき本当にありがとうございます。今日はRURUさんご自身について、いろいろ教えて頂きますので、よろしくお願いします!
(RURU)よろしくおねがいします。
―Q. まず始めに現在はどのような活動をされておられますか?
刺繍や、絵を描いています。制作依頼を受けて作品を制作したり、イベントなどでの展示をしています。
―Q. RURUさんが制作される作品の得意分野を教えて下さい!
糸を使って自分の世界観を表現することです。他には色の滲みや繊細さ、線の表現等
―Q. 休日の過ごし方や作品を制作される以外で趣味があれば教えて下さい。
カメラを持っていろんなところにお出掛けしたり、近所の散歩、美術館や、旅行をしたりしています。都会よりも自然が多い場所が好きです。
―Q. 作品のアイデアはどのような時に生まれますか?
私はよく夢を見るのでその時や、散歩をしている時、あとは写真を見ている時とか撮っている時、何でもない日常の風景でも、これを自分の世界観を通して表現してみたい!と思った時ですね。
―Q. 現在の作風に行きついた経緯を教えて下さい。
絵の基礎を勉強しに中国の北京に1年間程滞在していたのですが、もっと色々な場所を見てみたいと思い、その後中国の少数民族の村を中心に旅をしました。伝統的な刺繍文化に出会う中で糸の表現の面白さに気づき、私もやってみようと。絵に関しては、ずっと小さい頃から描いてきたので、経緯は考えたことはないです。自然とこうなりました。
―Q. 作品のコンセプトを教えて下さい。
自分の内面の中にも現実世界を覗かせたり、感情の奥行きのような深い部分を表現すること。ほかには全体が暗い絵でも、発見があるような。明るい部分もあったり。
―Q. ご自分から見られて、作品の魅力または、ここに注目してほしいという部分はどのあたりでしょうか?
いろんな色や要素が含まれているので、どの部分を見ても飽きないような繊細さや、コメディな要素も取り入れているのでそれを発見してほしいです。
―Q. ご自分の作品に影響を与えている見本となっている作品や人などおられますか?
オディロン・ルドンや、エゴン・シーレ、中国の少数民族の伝統的な文化です。
―Q. 作品を制作する時に一番気をつけている部分はどのあたりですか?
色にはとてもこだわりがあり、本当にたくさんの色を使います。なので最終的にきちんとまとまるように気をつけています。
―Q. 今まで使用してきた制作道具の中でおすすめの画材やソフトがあれば教えて下さい。
毎回使うものを変えたり試しているので、最近使ってる材料になってしまいますが、中国でたくさん購入した糸です。色が本当に豊富で綺麗なんです。
―Q. 今まで活動してきて作品を制作していてよかった!と思った出来事を教えて下さい。
作品を作っていく中で、たくさんの人と出会えた事。人と人が繋がっていくこと。毎回自分自身が成長できること。もともと言葉での表現が苦手なので、自分自身が作品を通していろいろな人に作品を見てもらえたり、通じ合えたり、コミュニケーションをとれることが素晴らしいと思っています。あとはやっぱり絵を人に見てもらったり、その人の手に渡って、その人が元気になってくれたとか喜んでくれる時などを見ると、毎回、もっと頑張ろうという気持ちがでてきます。
―Q. 今まで活動してきてお仕事や制作作業などでの失敗談があれば教えて下さい。
刺繍は絵の具のように混色ができません。なので縫い続けていくうちに後から思った色と違うことに気づき、泣く泣く気に入らない部分の糸を全部外して初めからやりなおすということがあります。あまりやり直しすぎるのも良くないですが、妥協しないことで、こうだ!と思った色になった時は頑張った甲斐があったなと。
―Q. これからやってみたいお仕事や挑戦したいジャンルはありますか?
少数民族の土地へ行って、技法を教わり、自分の世界観を通した作品を制作してみるつもりです。あとはファッション雑貨関係等とのコラボレーションですね。
―Q. それでは最後に今後の抱負、目標、こういったことにチャレンジしたい!などお聞かせ下さい。
糸での表現を無限に突き進め、たくさんの人に作品を見てもらうこと。刺繍や絵を、もっと世間に身近なものにし、素直に人が見た時に元気を与えられるような、そういう絵を描き続けたらなと思います。
―ありがとうございました〜。

PRESENT

RURUさんからのプレゼントです。
こちらから「RURUオリジナル壁紙」をダウンロードできます。

http://www.creatorz.jp/rurumisaki

プロフィール

RURU
RURU
刺繍作家、絵描き

1988年中国生まれ

RURU は刺繍と絵を中心に制作活動を続ける、山梨県と東京都を中心に活躍するアーティストです。
http://rurumisaki.com/

イベント

●Wonderful Bazaar
お台場にあるヴィーナスフォート三階の Wonderful Bazaar にて作品を販売予定です。詳細が決まり次第、RURUのホームページやFacebookにてお知らせいたします。

■HPはこちら
■facebookはこちら

制作ツール
【四川省で購入した糸】
この一本一本で作品が出来ています。

はまっているもの

【ナッツとココ】
最近うちに7ヶ月になるココが家族入りをし、いろんな芸を覚えるさせるのにはまっています。12歳と7ヶ月、二匹で一緒に戯れている様子を見ると癒されます。

おすすめ

■おすすめの1冊
『中国貴州民族民間美術全集』
中国で購入した本ですが、中国の貴州という地域の様々な少数民族の刺繍の研究や紹介がされており、見ていてため息が出るほど素晴らしい刺繍作品を見ることができます。
■おすすめの1本
『ライフイズビューティフル』
この映画ではユダヤ人収容所をとりあげた内容ですが、戦争や悲惨な現実でも、父親が悟られまいと子供に明るく陽気に振る舞う、どんな時でも前向きに生きることの素晴らしさを教えてくれます。何年か前に見て悲しいけれど心が温まる映画だと今でも印象に残っています。
■おすすめの1枚
『原田郁子』
聴いていてすごくリラックスができて、作品を作っている時に聴くとすごく気持ちを乗せてくれて体まで揺れてしまいます。

制作工程

※画像をクリックすると拡大画像が表示されます。

  • 【1】刺繍していく
    下書きを基に一本一本手作業で刺繍していきます。
  • 【2】立体感をつける
    バランスを見ながら立体感をつけていきます。
  • 【3】刺繍の技法を使い分ける
    一つの作品でも色々な刺繍の技法を使い表情をつけています。
  • 【4】バランスを確認する
    全体の色のバランスを確認しながら作業を続けます。
  • 【5】完成^ ^