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@CREATORZ SPECIAL CONTENTS 2013.09

Pickup Creators VOL.207 中島敏文

水彩やパステルなどを使って、やさしいタッチで描かれる風景や人物。
光と陰の描写や細かなコントラストなどで描くもの全てが生き生きと感じられる―。
この企画は、アットクリエイターズがキラリと光る作品を独断と偏見でピックアップ、素晴らしい作品を生み出すクリエイターをご紹介します。
「Pickup Creators」第207回目は「中島敏文」。彼の等身大に迫ります!

― 中島敏文さん、こんにちは。今回はお忙しいところお時間をご用意いただき本当にありがとうございます。今日は中島敏文さんご自身について、いろいろ教えて頂きますので、よろしくお願いします!
(中島敏文)よろしくおねがいします。
―Q. まず始めに現在はどのような活動をされておられますか?
カレンダー、パンフレット、ポスター、PR誌、カットなどのイラストを描いています。 依頼を受けた仕事の他に、オリジナルの作品を描いては年に1、2回個展を開催しています。 北海道芸術デザイン専門学校、および各カルチャースクール(6講座)の講師として、水彩画、パステル画の実技の指導をさせて頂いています。
―Q. 中島敏文さんが制作される作品の得意分野を教えて下さい!
さわやかな陽差しや木漏れ日の中の風景と花などの水彩画です。そして描写力を生かした優しい眼差しの人物、ペットのパステル画です。
―Q. 休日の過ごし方や作品を制作される以外で趣味があれば教えて下さい。
ボランティア活動したり、家族と日常食品の買い物に行きます。時には、男の料理、例えばスープカレーをスパイスを独自の調合でブレンドして作ります。大きめにカットした野菜、骨付きの鶏肉などいれます。「見ても、食べて美味しい!」と好評です。でも後片付けが大変です。
―Q. 作品のアイデアはどのような時に生まれますか?
日常生活、散策している時に出会う光景を見てアイデアが浮かぶことがあります。カメラに収めパソコンに保存し後で呼び覚まして作品に生かされますが、ほとんどは眠ったままになっています。
―Q. 現在の作風に行きついた経緯を教えて下さい。
暗いニュース、映像が報道されている中で、自分は爽やかでほっとする、癒される絵を 描きたいと思っています。ご覧いただく方にも爽やかになって欲しいと願って 明るく穏やかな画風を目指しています。
―Q. 作品のコンセプトを教えて下さい。
風景は自然界の中に見られる素晴らしさの一片を表現したいと願っています。人物や動物は優しさ、愛おしさ、生き生きとしていること。
―Q. ご自分から見られて、作品の魅力または、ここに注目してほしいという部分はどのあたりでしょうか?
風景画や静物画は光と陰のコントラストと空気感です。 人物の愛おしい眼差し、動物の毛並みと愛らしい表情です。
―Q. ご自分の作品に影響を与えている見本となっている作品や人などおられますか?
アメリカの画家アンドリュー・ワイエス、イラストレーターになって間もなくペーター佐藤さん、毛利彰さんの描写力に関心して見入っていました。
―Q. 作品を制作する時に一番気をつけている部分はどのあたりですか?
人物は顔の表情や内面の気持ちです。口は微笑んでいても目がそのようになっていないように気を使います。風景、静物、人物、ペットなど共通して陰影はきれいな色を感じるように心がけています。
―Q. 今まで使用してきた制作道具の中でおすすめの画材やソフトがあれば教えて下さい。
ラファエル水彩筆803 5号(フランス製)毛先が揃いますので、大胆に描いたり細かい描写もできます。適度な腰と保水のバランスが良いです。 呉竹の筆ごころ-筆風サインペン。極細から中太までかき分けられるのでクロッキーや勢いのある線画にも向いています。
―Q. 今まで活動してきて作品を制作していてよかった!と思った出来事を教えて下さい。
個展会場でメルヘンのポストカードをご覧なられた女性のお客様が、「こちらのイラストが表紙の小冊子を今も大切に保管していますよ」と話されました。なんと30年前の12シリーズすべて揃っているとのことでした。その小冊子には各号には読者の投稿から二つの童話が私の挿絵入りで掲載されていましたが、よくお子さん読んであげていたようです。楽しみながら取り組めましたので、とても嬉しかったです。
ごゆっくりと鑑賞後に「優しい気持ちになりました」「癒されました」「友達と来ました」「次回も楽しみにしています」と感想をいただくことがよくありますが、その時も「作品を制作してよかった!」と思います。
―Q. 今まで活動してきてお仕事や制作作業などでの失敗談があれば教えて下さい。
Photoshopで作業していたときに電源ブレーカーが切れて仕上げに近づいていた保存してなかったデーターが消えてしまったこと。エアーブラシのカップから絵の具が作品の上に落ちて汚れたがあり、その後は気を付けています。
―Q. これからやってみたいお仕事や挑戦したいジャンルはありますか?
絵本の原画や本の装画の分野に興味があります。最近、ようやく自分のホームページを開設できましたので、全国のデザイナーの方々、クライアントと共に新しい作品づくりをできればと願っております。
―Q. それでは最後に今後の抱負、目標、こういったことにチャレンジしたい!などお聞かせ下さい。
腕を大きく動かして、のびのびとした大作に挑戦してみたいです。地元の札幌での個展が中心ですが、いつか都心の会場で開催できればと願っております。自分の経験お生かして学生含め多くの方に絵を描く歓びを味わって頂きたいので表現力の向上して目指して引き続きご指導をして行きたいと思います。
みなさんの成長を観察しながら、逆に刺激を得て励まされています。
―ありがとうございました〜。

PRESENT

中島敏文さんからのプレゼントです。
こちらから「中島敏文オリジナル壁紙」をダウンロードできます。

http://www.creatorz.jp/nakajima

プロフィール

中島敏文
中島敏文
北海道札幌市在住のイラストレーターです。北海道の自然豊かな光輝く水辺、癒される木漏れ日の光と陰、冬の晴れた朝、黄昏の冬景色、紅葉と微風の中ののどかな風景を透明水彩画で描いています。
バラや紫陽花など花の水彩画。パステルの優しいタッチの人物画とペット画のギャラリーをお楽しみください。
http://i-nakajima.jimdo.com

イベント

●カルチャーの新講座を開講
カルチャーの新講座を開講します。
10月から千歳道新文化センター恵み野教室「やさしいパステル画と水彩画」
一日体験講座

■日時
2013年9月19日(木) 13:00−15:00
詳しくはカルチャーのHPをご覧ください。
●.中島敏文オリジナル
ポストカード販売中
恵庭「えこりん村」森のレストランTem-Manにて。

制作ツール
【ラファエル水彩筆803 丸筆5号】
毛先が揃いますので、大胆に描いたり細かい描写もできます。適度な腰と保水のバランスが良いです。
制作ツール
【呉竹の筆ごころ-筆風サインペン】
極細から中太までかき分けられるのでクロッキーや勢いのある線画にも向いています。

はまっているもの

制作ツール
【ホームページTOP画像】
最近、念願のホームページをようやく作成して公開できましたので、試行錯誤しながら徐々に更新しているところです。

おすすめ

■おすすめの1冊
『ターシャ・テューダーの世界-ニューイングランドの四季-』
ターシャが初めて自分の言葉で語る庭、動物たち、そして絵を描くことなどが綴られている。本を開くと昔のニューイングランドの田園へタイムスリップしたような気分になります。
■おすすめの1本
『創造の驚異は神の栄光を表す』
微小な原子、細胞、生命体、自然界の素晴らしい仕組みが単なる偶然の成り立ちによる現象ではなく、そこには明らかに精巧な秩序と意図的な設計者がいることが分かり、目からウロコが剥がれる思いをしました。
■おすすめの1枚
『Namorda』
小野リサ
とても優しく軽やかな歌声で、個展会場のバックグラウンドとしてよく流しています。お客様もリラックスされて、ゆっくりと鑑賞してくださいます。

制作工程

※画像をクリックすると拡大画像が表示されます。

  • 【1】スケッチ
    パステル画画紙に構図を考えながらスケッチします。
  • 【2】着彩
    冬の暖かな夕暮れの空と雪の色調をパステルの色を混色。
  • 【3】樹を描く
    空と雪のを塗り仕上げ、樹をパステル鉛筆で描きます。
  • 【4】描き込む
    全体の樹と枝を描き込みます。
  • 【5】完成
    枯れたススキとホワイトを入れて完成。