
「撫子凛」―。日本文化を乙女チックに表現した作品は、繊細さと艶やかさがより清楚で力強い美しさを秘めた女性を引き立たせている―。
この企画は、アットクリエイターズがキラリと光る作品を独断と偏見でピックアップ、素晴らしい作品を生み出すクリエイターをご紹介します。
「Pickup Creators」第四十七回目は「撫子凛」。彼女の等身大に迫ります!
― 撫子凛さん、こんにちは。今回はお忙しいところお時間をご用意いただき本当にありがとうございます。今日は撫子凛さんご自身について、いろいろ教えて頂きますので、よろしくお願いします!
(撫子凛)おねがいします!
―Q. まず始めに現在はどのような活動をされておられますか?
イラストを描いたり、絵画制作をしています。もっと絵が上手くなれるよう日々精進中です。
―Q. 今までギャラリーやイベントにも出展されているんでしょうか?今後の予定をお聞かせ下さい。
2009年は会社も辞めた事ですし、修行の為に海外へ旅立とうと思ってます。帰国後はフリーランスでお仕事していきたい。そして個展も開きたいです。
―Q. 作品のアイデアはどのような時に生まれますか?
自然の造形美の美しさに魅せられた時。絵とか映像とか、素敵な人とかを見て、感性が触発された時。私に流れる日本人としての血が騒いだ時。前世も日本人だったに違いない。
―Q. 休日の過ごし方やイラストを描かれる以外で趣味があれば教えて下さい。
着物です。去年、着付けを習っていたのですが、まだまだ未熟。名古屋帯くらいはどーにか結べるようになりましたが…完璧に極めるのが目標です。
―Q. 日本文化を感じさせる和とガールズイラストを融合させた作品が多く描かれていますが、 現在の作風に行きついた経緯を教えて下さい。
女子を描くのは元々好きでした。(レズだと間違われるくらい)。近年の西洋かぶれに嫌気がさして 、日本文化を見直そうよ!という切実な想いを世間に提示しようと思い、現在の作風に至りました。
―Q. ご自分の作品に影響を与えている見本となっている作品や人などおられますか?
学生時代から師事している先生。歴史上の人物では 葛飾北斎、狩野永徳、尾形光琳、俵屋宗達など。
―Q. 作品のコンセプトを教えて下さい。
日本人としての誇り。そして女性の内部に潜む官能と強さ。
―Q. ご自分から見られて、作品の魅力または、ここに注目してほしいという部分は どのあたりでしょうか?
日本美術は世界一だということ。
―Q. 作品を制作する時に一番気をつけている部分はどのあたりですか?
いつ死んでも後悔ないように,いつでも全力でやる。
―Q. 今まで活動してきてイラストレーターになってよかった!と思った出来事を教えて下さい。
国境関係なく沢山の方達に見て頂けたとき。君の絵は、君にしか描けないんだよ。というお言葉を頂いたとき。
―Q. これからやってみたいお仕事や挑戦したいジャンルはありますか?
デザイン、芸術に関することなら何でも。あとは着物に関係するお仕事とか。日本の文化の良さを伝えていきたいです。現代に合った形で。
―Q. それでは最後に今後の抱負、目標、こういったことにチャレンジしたい!などお聞かせ下さい。
色々な経験をし、人として成長しながら、立派な絵描きになる。でも『立派』である事がどういうことなのか、まだわかりません(笑)
―ありがとうございました〜。
和を感じさせる乙女チックな作品をこれからも期待しています!
撫子凛さんからのプレゼントです。
こちらから「撫子凛オリジナル壁紙」をダウンロードできます。
サイズは、1050×1680px と1024×1280pixel、768×1024pixelの3種類です。

撫子凛
大和乙女画家
日本の文化を愛しています。私の作品は、乙女が主役です。おんなの内面に潜む強さを、艶やかにかつ官能的に表現したいのです。聡明で毅然としている おんなは美しい。
●MdN別冊ムック llustrator ザ・クリエイターズ・テクニック
デザイン表現&イラスト制作のための技法集。ページ掲載
発行年月日:2009/1/31
128頁/オールカラー/A4変型判/CD-ROM付き ISBN978-4-8443-6028-5定価1,995円(本体1,900円+税)
※MdN 2008年9月号
特集「イラスト表現の画法を極める!」より、転載されたものです。

【アクリル絵の具】
ターナー製品のものが多いかも。

【アキーラ】
アルキド樹脂絵の具。アクリル樹脂と油の両方の性質を持っている樹脂らしい。とても使いやすいです。特にパールゴールドを重宝しています。

【 PC 】
power Mac G5とシネマディスプレイ20インチ、ペンタブ、その他。

【牛頭蓋骨】
昨年から一緒に暮らしている牛の頭蓋骨(本物)。名前は『うしおくん』骨が好きです。自然の造形美は何時間見てても飽きません。眉間に空いた正円の穴だけが人工的。人間の残酷さよ。
■おすすめの1冊
『まんが道』
藤子不二雄(A)
藤子不二雄の自叙伝的漫画。全14巻。北陸の漫画狂少年2人が小学生のころ運命的に出会い、共にまんが道を歩み始める。漫画の神様、手塚治虫。石ノ森章太郎や赤塚不二夫…奇跡のように仲間が集まったあの時代、そしてトキワ荘。汗と涙と苦しみと歓びと…。どんな天才だってここまで努力している!もの作りをする人間ならば必読すべき、永遠のバイブルです。
■おすすめの1本
『ハッピーマンデー』
鳥居みゆき
初めて観た時の衝撃ときたら、例えようがありません。日本にはまだこんな人が居たのか!と狂喜しました。ただのヒットエンドランな人ではないのです。彼女は芸術家なのです。
■おすすめの1枚
『dangerous』
Michael Jackson
マイコーのアルバムはどれも好きですが、一番好きな曲『Remember The Time』が入っているのでこの一枚。天才という言葉はあまり使いたくないのですがこの人は天才。いや、もはや人間じゃないかも知れない。
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【1】下書き
木製パネルにキャンバスを張り、ジェッソを塗って下地を作った後、鉛筆で下書きし、カマイユ(茶褐色一色)で下絵を描いていく。
【2】色のバランスを決める
全体的にガーッと色を塗っていく。色のバランスをここで決める。
【3】人物を描く
人物は気合いを入れて慎重に。
【4】描き込む
全体を見ながら、どんどん描き込み。
【5】完成
仕上げ。細部を描き込み。最後にサインを入れる。